Salsa y la Musica Cubana!

レッスンのこと、日々思うこと、お知らせなどなど
キューバンコンガ物語(その4)〜演奏旅行 Part2
 相変わらずまったく状況が理解できていない私。昨日で自分たちの出番は終わったのだが、今日は昼間からどこかに出かけるらしい。とりあえず言われたとおりに来たバスに乗った。

 バスの中の会話で状況がわかってきたのだが、これからイベントが行われている地元に住んでいる人たちとの交流イベントに参加するらしい。せっかく各国から多才なミュージシャンを呼んでいるのだから、地域の人たちと交流させようという考えだ。

 ある地域に到着すると、そこには地域のバンドが準備万端で待ち構えていた。会場は道端。オレンジ色のTシャツユニホームを来た子供たちがキューバ人のミュージシャンが来るということでわくわくしている。そして程なく道端セッションが始まった。本気に期待してくれていると本気でこたえるのがキューバ流。一生懸命演奏する子供たちに「ここはこうだ」とか「それいいぞー」とか、熱心に教えながら自分たちも盛り上がる。

エスメラルダス3

ひとしきり演奏、歌い、踊り、昼ごはんをご馳走になり、酒を振舞われ、上機嫌はとまらない。帰りの車の荷台ではイグナシオ叫びながら太鼓を叩き出し、

エスメラルダス4

宿についてからは、ぺぺが「ルンバをやるぞ」と言ってビール屋の軒先で歌いだした。通りがかりの人が珍しそうに眺めているのを捕まえ、お前もやってみろとその場で教えて叩かせる。

エスメラルダス5
 
爆発する感情は周りを巻き込み、さらに盛り上がるのでした。
| キューバ | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
キューバンコンガ物語(その3)〜演奏旅行 Part1
「今度エスメラルダスに演奏しに行く仕事があるんだが、お前も行くか?」

 レッスンの帰り際にイグナシオが言い出した。詳細を聞くと殆どが不明。何をやるのか、日程は、そもそもその話は本当にあるのかすら怪しい。すべて「〜らしい」という感じで話は進む。まるでミステリーツアーのバスに乗っているような感じだが、行くと言っておいたほうが面白そうな、そんな予感がした。わけもわからず彼に付いて行き、車にゆられること数時間、到着した先は本当にエスメラルダスだった。

 現地ではちょうどカーニバルにあわせたイベントが行われており、いろいろな国のミュージシャンやダンサーを招待して各国の踊りや音楽が披露される舞台に招待されているらしかった。

 現地についてからもミステリーツアーは続く。用意されているはずのホテルも不明、出番の時間も不明。会場の場所も不明。リハーサルをホテルの部屋で始めたら、意見が合わず言い争いが始まり、かっこよい衣装がないと、あわてて衣装を買いに出かけ、何の前触れもなく、突然会場に向かえとお呼びがかかり、誰々がいないと探し回り、気がついたらキューバ人グループに混じって、何故か舞台でシェケレを振っている東洋人。地に足がついていない日が過ぎていったのでした。(続く)

エスメラルダス1

エスメラルダス2
| キューバ | 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
キューバンコンガ物語(その2)〜山に住むトランペッター
「あの人、キューバ人みたいですよ。」

 キューバ音楽のライブがあると聞きつけて行ったライブバーで、怖いもの知らずの私の友達が、「the キューバ人」という風貌の男に声を掛け、私と彼を引き合わせたのだった。彼の名はイグナシオ。本職はトランペッターだが家に行くとパーカッションが部屋の脇に積んであった。

「しかしおまえ、コンガは持っているのか」

「いや、持ってないけど。」

「じゃあ家でどうやって練習するつもりなんだ?」

「・・・」

「買わなきゃダメだな。あとメトロノームもな。」

 こうして私は南米エクアドル、標高2800メートルのこの地でコンガという、到底1人では持ち運びができない太鼓を買い、キューバ人トランペッターにパーカッションを習うこととなった。

 彼の本職はトランペットだが、太鼓も上手い。それもそのはず、彼の地元はハバナの中でも黒人色の強いアフロキューバン地帯。小さい頃からバカスカ叩いていたのだろう、ノリ良く色々なリズムを叩き出す。

 「ルンバを教えてくれ」

 「よし、こうだ。やってみろ。」

 「(ポコスカ)」

 「違う!こうだ」

 「(ポコスカ)」

 「違うって言ってるだろう、こうだ!」

 「何が違うかわからないよ、説明してくれ」

 「とにかく、こうだ!」

 「・・・」

 サルサやメレンゲなど単純なものはいいが、アフロ系はどうも感覚がつかめない。理屈で説明を求めても、日本人が日本語の文法を的確に説明できないように、彼もリズムの理屈を説明できない。時に胸にもやもやを抱きつつも、時間を見つけてはレッスンと自主練習の日々を送るのであった。ここは標高2800メートル、アンデスの山の上。(続く・・・)

イグナシオ写真
| キューバ | 00:45 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
キューバンコンガ物語(その1)〜長崎はいつも晴れだった
「すごいでしょ、あのドラマー。キューバでも屈指のテクニックだよ。」ぼさぼさ頭に浮腫んだ顔。決しておしゃれとは言えない青のトレーナーを着ていた男は私に言った。キューバの音楽が大好きだというその男は、数年に渡り、彼の出身地、長崎県にあるハウステンボスにお気に入りのキューバンミュージシャン達を招聘し、夏休み期間中、週1回の休みや雨の日を除いて毎日野外ライブ開催していた。彼の名は村上龍と言うらしい。

その年のイベントは夕方にサルサのビックバンドが野外でライブ、そして夜は室内のライブバーでジャズっぽい音楽を演奏するグループが来日していた。野外ライブの時、ステージ下で踊り狂っていた私の顔を覚えていて声を掛けてきてくれたらしかった。

「彼らと一緒に写真でも撮りたい?」

「あ、はい。」

「Diakara」(ディアカラ)というそのグループはリーダーの「オスカル・バルデス」というボーカリスト&パーカッショニストを中心にしたグループで主にアフロキューバンジャズというジャンルを演奏している。そしてリーダーのオスカルは昔「イラケレ」というバンドでボーカルを担当していて、そこそこ有名らしい。

しかしながら当時の私の音楽知識は「キューバの音楽といったらサルサ、LOS VAN VAN最高!」ぐらいで、「イラケレ??なんじゃそりゃ?」だったので正直、私はそのグループと一緒に写真を撮ることに別段興味はなかったし、旅の思い出にぐらいにしか考えていなかった。ましてや数年後、彼に再会することになるなど想像もしていなかった。(続く...)
| キューバ | 23:14 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
キューバのしきたり(バス編)
 慣れない国での生活は面倒な事が多々ありますが、その1つが「移動」、つまり乗り物に乗って目的地にたどり着くということ。キューバでも他の発展途上国同様、一般的な移動手段はバスです。さてこのバス、乗るまでには色々なしきたりがあって、慣れない外国人はおどおどしてしまいます。
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| キューバ | 01:09 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
フレンドリーなたかり
 キューバは物質的には決して豊かな国とは言えません。今はわりと物が入ってくるようになったようですが、ソ連が崩壊してからしばらくは本当に物がない状態だったそうです。その危機を乗り切るべく、キューバは観光産業に力を入れるようになり、世界中から観光客がやってくるようになったのです。
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| キューバ | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
叫び
 発展途上国と呼ばれる地域で生活をしていると、何かと叫ぶ機会があります。というか叫ばないと生活できないのです。外国人であっても長く暮らしていると叫ばざるを得ない状況があったりします。
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| キューバ | 21:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
Dia del Agua(水の日)
 キューバには水の日とそうでない日が1日ずつ交互にやってきます。(キューバ全土がどうかは知りませんが、私が住んでいたハバナではそうでした。)どういうことかというと、水道管から水が供給される日とされない日が1日ずつ交互にやってくるのです。では水が出ない日はどうするかというと、タンクに貯めてある水を使うのです。
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| キューバ | 22:18 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
キューバでの寒い生活
 週末、いきなり寒くなりました。皆さん、風邪などを引かないように気をつけて下さい。この寒さ、そういえばキューバの冬もこんな感じでした。もうちょっと寒かったかな。
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| キューバ | 00:05 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - | ↑TOP
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